宗忠神社(むねただじんじゃ)には、珍しい逆立ちの狛犬が鎮座しています。
御祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)、 宗忠大明神 。
宗忠神社は、黒住教の教祖であり、朝廷より「宗忠大明神」の神号を下賜された黒住宗忠(くろずみむねただ)を祀る神社として 文久2年(1862年)に建てられました。
慶応元年(1865)には孝明天皇が自ら指定した唯一の勅願所となり、国家安泰・万民和楽を祈る神社となりました。
黒住宗忠の弟子であり、宗忠神社の創建に尽力した赤木忠春(あかぎただはる)は、失明した目が黒住宗忠の講席を一度拝聴しただけで、即座に目が開いたと言われていることから、眼病の方から信仰を集めるようになり、
宗忠神社では、忠春社の前で眼病平癒のご祈念をおこなっています。
備前焼で作られた狛犬の前を通り、境内まで続く石段を上ると社務所にいる看板犬の白柴「コロ」が参拝者をお出迎えしてくれます。
春には鳥居の横に桜のトンネルが出来るので、とても綺麗ですよ!