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雲龍院 お花

2019.02.25

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京都市東山区にある真言宗泉涌寺派の寺院「雲龍院(うんりゅういん)」

京都でも有名な泉涌寺(せんにゅうじ)の別院で、皇室ゆかりの由緒あるお寺です。

参道には白梅や河津桜が植えられていて、季節によって様々な風景が楽しめます。

「悟りの窓」という丸い窓の外には散りかけた儚い紅梅が咲いていて、窓の下には白梅の絵が描かれていました。

窓から眺められるお庭の紅梅、窓の下の白梅の絵を合わせて「紅白の梅」と題された景色は、洒落た風情のある一枚の絵画のようになるという事です。

雲龍寺は南北朝時代1372年に後光厳天皇によって建立され、皇族の位牌堂である霊明殿には、多くの天皇や皇子・皇女の位牌が厳かに並んでいます。

1470年、応仁の乱の際には戦に巻き込まれて山が焦土と化し、後光厳天皇などの僅かな尊像しか残らなかったようですが、色々な人達が尽力して復興されたのでしょうね。


ご紹介したインスタ映えスポット「悟りの窓」以外にも、国の重要文化財に指定されている「こけら葺き」の龍華殿、鎌倉時代につくられた”走る大黒天像”、薬師如来像、大石内蔵助(おおいしくらのすけ)直筆の書、蓮華の間からの風景、お庭の枯山水など・・・見どころは満載です。


今の時期は観光客の方も少なく、瞑想石でお庭をゆっくりと見る事が出来るのでお勧めです。

御寺泉涌寺 別院 雲龍院

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