清水寺で 約500個の南部風鈴が飾られています。
東日本大震災の復興を願い、岩手県の工芸品である南部鉄器の風鈴「南部風鈴」が境内に飾られ、高くて澄んだ音色が涼し気に奏でられています。
南部鉄で出来た風鈴は独特の透き通った響きが特徴で、たくさんの風鈴が風に揺れて鳴る様子は、蒸し暑い京都の街中を清涼な空気にしてくれるようです。
この風鈴は、 岩手県の「京都清水寺で南部風鈴を愛(め)でる会」 の方々が7月31日に掛け初め式を行い、8月末まで飾られるそうです。
震災で失われた大切なもの・尊い命への追悼 、復興への願い、
京都と岩手県を結ぶ大切な架け橋として。
いろいろな役割を担っている南部風鈴の音色を耳にし、”映える景色”というだけでなく、なにかを感じてもらえたらいいな・・・と思います。
ちなみに、静かに参拝したり写真を撮るなら朝6時の開門時間に行くのがオススメです。
(下記の写真もその時間に撮影しました)
早朝だからか、「音羽の滝」に地元の方がペットボトルで水を汲みに来ているのも見かけました。日によっては滝行をする人もいるそうです。
この音羽の滝の水は、飲むと良縁や学業成就などのご利益があるそうで、日中は観光客も多い場所になります。
お土産物店は開いていませんが、やはり清水寺は早朝がいいかと思います。