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鴨川 納涼床

2019.05.21

,,京都の出来事,行事・イベント,季節・月日,地域,京都市内

京都の夏の風物詩「鴨川納涼床」が5月1日より9月30日まで開催されています。

鴨川納涼床の歴史は古く、戦乱の後、豊臣秀吉が三条や五条橋の架け替えなどをおこなった事により、鴨川の河原は見世物や物売りで賑わいます。
それにともない、富裕な商人が見物席を設けたり、茶店ができたりするようになり、鴨川沿いで夏の暑い時期に夕涼みをしたことから「納涼床」がはじまりました。

江戸中期には、約400軒の茶屋が床机の数を定めるなど、組織化も進んでいたようで、当時の床は浅瀬に床机を置いたり、張り出し式や鴨川の砂洲に床机を並べたもので「河原の涼み」と呼ばれました。

明治時代になって、7~8月に床を出すのが定着し、鴨川の右岸・左岸両方に床が出ていました。 両岸は高床式の床、砂洲は床机、三條大橋の下には河原から張り出した床が出ていたようです。

昭和初期に半永久的な床は禁止になり、台風や豪雨の被害に遭い、第二次世界大戦では納涼床の灯が完全に消えてしまいましたが、戦後、多くの方が復興に尽力され、「京都鴨川納涼床協同組合」を発足、規則・基準を明確に定め、納涼床の文化風習を未来へと伝えるべく、今も取り組まれています。


現在では様々な業種・形態のお店が納涼床を出しており、鴨川のせせらぎを聴きながら床席で食事を楽しむことが出来ます。

5月と9月のみ、お昼ごはんにも床席を利用できる店舗があるので、ご家族連れの方にもオススメの京都の夏の風物詩。