車折神社(くるまざきじんじゃ)の三船祭(みふねまつり)
今年は5月19日(日)に行われます。
芸能・芸術の神社、パワースポットとして人気の嵐山・車折神社 。
三船祭は昭和御大典を記念して昭和3年より始められた大祭で、毎年5月の第3日曜日に行われており、雅楽に合わせて舞楽が舞われ、清少納言に扮した女性が扇を流します。
車折神社に祀られている平安後期の儒者・清原頼業(きよはらのよりなり)にちなみ、 中之島公園から参進行列が始まり、大堰川(おおいがわ)で 平安時代の船遊び・神事が再現されます。
水上では、龍頭船(りゅうとうせん)や鷁首船(げきしゅせん)などの迫力のある船で様々な伝統芸能が披露され、選ばれた女性が御祭神である清原氏と同族の「清少納言」に扮し、平安絵巻さながらの景色を見ることができます。
<龍頭船・鷁首船>
唐の国(現在の中国)で皇帝たちが架空の動物を模したものを船に飾り付け、水上での遊びとしたことから、龍の頭が付いた船「龍頭船」と、想像上の水鳥である鷁(げき)の頭を付けた「鷁首船」を合わせた 「龍頭鷁首」の船は、平安時代から室町時代において祭礼や宮中行事、貴族の水遊びに用いられました。
京都・嵐山を代表する、年に一度の有名な行事。
一度観覧されてはいかがでしょうか。
★写真は以前のものです。